リサイクル油の輸出
使用済み食用油を
バイオディーゼル燃料へ
お譲りいただいた廃食用油のリサイクルの1つとして、野田リサイクル事業所でバイオディーゼル燃料(BDF)の原料を精製しております。丸新は、廃食用油を再生可能な循環型エネルギーの原料を精製することによってSDGs(持続可能な開発目標)の達成のため貢献しております。
UCオイルとは
UCオイルは「Used Cooking Oil」の略で、ご家庭や飲食店‧食品工場などから出た使用済みや消費期限切れの廃食用油のことです。世界的にUCオイルと呼ばれています。
昔から日本では、廃食用油が家畜飼料や塗料用、石鹸などに再利用されていましたが、近年ではSDGsなどの観点からUCオイルとして海外からも注目を浴びています。
バイオディーゼル燃料とは
バイオディーゼル燃料(BDF)とは、植物油からつくられるディーゼルエンジン用のエコロジー燃料のことです。
軽油のかわりに燃料として使用することができます。丸新では、野田リサイクル事業所のプラントでBDFの原料を精製しています。
環境負荷が少ない持続可能なエネルギーとして、オランダ・スペイン・ポルトガルなどのヨーロッパを中心に、輸出することで、循環型社会の構築に貢献しています。
CO2の削減
通常の軽油よりも硫黄酸化物が少なく、温室効果ガスの排出量が削減され、「2050年カーボンニュートラル」の実現に貢献しています。
資源の循環
回収した使用済みの天ぷら油から、ほぼ同量のBDFが精製でき、ディーゼルエンジンで使用しても軽油と同等の燃費量と走行が可能です。
環境への取り組み
回収後の廃食用油をバイオディーゼル燃料の原料として再生し、国内外へ提供しています。
独自のリサイクルシステムにより、廃食用油を環境に配慮し再利用しております。使用済みや消費期限切れの食用油を丸新にお譲りいただくことでリサイクル活動に貢献できます。
リサイクルの流れ
生活者
コンビニ、レストラン、スーパー、ファーストフードなどの飲食店などの排出事業者
定期回収
排出事業者様から、定期的に廃棄された食用油を引き取ります。
再生処理
野田リサイクルセンターの自社プラントで再生処理
精製
再生処理した油を工場や家庭で使用される飼料・肥料・ペットフード、BDF燃料の原料に精製します。
CSR活動
丸新では、環境活動やボランティア、寄付活動など企業としての責任を持って 社会貢献へ取り組むCSR活動に積極的に取り組んでいます。